五木寛之
百寺巡礼

2019年3月5日より


 梅原猛氏の「梅原猛の『歎異抄』入門」を読みました。とは言っても、解説と現代語部分が主体となります。分厚い「教行信証」は以前から読み始めてはあきらめてきています。
 そんな時ですが、五木寛之氏の「百寺巡礼 十巻」を読み終え、100寺から記憶に残したい部分を選び出したいと思いつきました
 まず、「歎異抄」の阿弥陀さまの本願、すべての衆生を救う、念仏「南無阿弥陀仏」を唱えることで、阿弥陀さまは「善人なをもて往生とぐ、いわにゃ悪人をや。しかるを、世のひとつねにいはく、悪人なお往生す、いかにいはんや善人をや。」実践してくれると教えていると教える「真宗」のお寺をピックアップします。

 
第一巻 奈良
 

 
室生字・長谷寺・薬師寺・唐招提寺・秋篠寺・法隆寺・中宮寺・飛鳥寺・當麻寺・東大寺 が第一巻で語られています。この中で「真宗」と関連するお寺は「當麻寺」でした。

 室生寺


室町時代(1397年)の建立。和洋・禅宗様・大仏様の折衷様式の傑作建築として名高い。
平安時代中期の仏像である本尊薬師如来、日光菩薩・月光菩薩・持国天・多聞天(すべて重要文化財)
を祀るが、いずれも60年に一度開扉される秘仏です。
平成21年(2009年)大天守修理工事着工(平成の修理)
平成27年(2015年)大天守修理工事終了