北海道へ 背景は知床五湖の二湖です。 |
2007年9月10日 お値打ちツアーの飛行機便は決して我々の望むものにはなりません。やむ負えないことと、はなから承知しています。前回の九州へは朝4時前に起床して出かけたものです。。今回は15時10分、関空からたんちょう釧路空港への便ですので、家を10時前に出発、10時20分JR松井山手駅発のリムジンパスで向かいました。守口の高速入り口まではいつものように大渋滞で、予定よりは遅れましたが、1時前には空港に到着し、ゆっくりと昼食を取る事が出来ました。機は15分遅れて出発、釧路へも15分ほど遅れて到着。雨もよいの釧路はすっかり夕闇の帷が下りていました。この時点で、今回のツアーが95名、我々のバスは2号車40人のと判明しました。 コース予定には”釧路湿原”と書いてあしましたが、真っ暗闇。ガイドさんの解説でのみでした。 釧路湿原については、環境省自然環境局のページを参考にしてください。 7時半頃、阿寒湖温泉”ホテル御前水”に到着、早速に毛蟹1杯付きの夕食を楽しみ、更に、温泉を楽しみました。 |
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2007年9月11日 温泉での朝はいつも5時前に温泉に浸かりに行きます。いつも小生は1番かそれに近い朝風呂経験者となっていますが、今回は負けでした。すでに、数人が風呂から出て行き、中にも数人が楽しんでいました。幸い、霧はかかっていますが前日の雨は止んでいましたので、嫁さんとの朝の散歩にでかけることが出来ました。出発が7時半、従って、朝食が6時半からということで、5時半まえにはホテルを出発し、湖畔の道、木々の間の道を抜け、ボッケ(泥火山)を観賞しました。途中、すれちがう何人かの同じ思いの方たちとの挨拶を交わし、本当に心が洗われる散策を満喫しました。 |
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摩周湖へ 天気は急速に回復し、眺望がひらける摩周湖への期待が、膨らんで行きました。まず、添乗員さんに言われていた記念写真の場所に近ずいた時、写真屋さんの×マークで、ガックリ。でも、湖面にぽっかりと”神秘の湖のえくぼ”と言われる”カムイシュ(中島)”がうかんで見えていたのです。さらに時がたつにしたがってその姿が薄くなりつつありました。時間の限られた我々には奇跡的で、感動的でした。 前回の眺望がひらけた摩周湖、今回の神秘性の増した摩周湖ともに素晴らしい景観を味わうことが出来ました。以下は写真での紹介とします。 1)カムイシュ(2007年9月11日・8:36) 2)カムイシュを望遠で。湖面もうっすりと見えています。 3)霧に蔽われそうなカムイシュ 4)前回の摩周湖。カムイヌプリ(摩周岳)もくっきりと望まれます。(2004年9月9日・13:56) 5)摩周湖の概況です。 |
知床半島、オシンコシンの滝・知床五湖へ 摩周湖から北上し、知床へ向かいます。バスの右手に斜里岳の裾野の広い優雅な姿が望まれるはずですが、残念ながら雲に隠れていました。知床五湖からの知床連山もやはり雲の陰でした。そこで、前回の姿も紹介したいと思います。 オシンコシンの滝・知床五湖は写真にて紹介したいと思います。 1)オシンコシンの滝 (10:50) 2)滝の頂上部を望遠で覗いています。水滴が飛び跳ねています。 3)知床五湖の一湖。(12:50) 4)前回の一湖 (2004年9月10日・9:15) 5)知床五湖の二湖 (13:05) 6)前回の二湖 (2004年9月10日・9:35) オシンコシンの滝から知床五湖の間にある”知床あいはて市場”で”いくら丼”の昼食とメインのお土産のカニ、カニ(タラバ蟹と毛蟹)を手当てし、13日着にて発送を依頼しましので、後は層雲峡温泉まではまっしぐらです。”キタキツネ牧場”へチョット寄りましたが、夕闇がせまっていましたので、あまり感動を覚えない立ち寄りでした。 |
2007年9月12日 層雲峡温泉は”ホテル層雲”に宿泊。天皇陛下も宿泊したことがあるという由緒あるホテルですが、その点からか、若干の古さを感じました。露天風呂は川(石狩川)を跨いだ新館ということで、朝はそこまで足を運びました。その後は、朝の散策で、両側の奇岩を眺めながら、銀河・流星の滝まで行こうと思いましたが、途中で断念しました。 |
銀河・流星の滝 バスでは、ほんの数分で、すでに何台かの観光バスが駐車している”銀河・流星の滝”駐車場へ到着しました。柱状節理の岩峰から落下する2つの滝です。”流星の滝”は落差90メートル、迫力ある流れであることから、雄滝とも言われています。”銀河の滝”は落差120メートル、幾重にも分かれた繊細な流れから雌滝とも言われています。なるほど、見事なものです。以下はその写真集です。 1)流星の滝 1 2)流星の滝 2 3)銀河の滝 1 4)銀河の滝 2 |
旭山動物園 今回、北海道への旅を決めた最大の理由はこの動物園にあります。北海道へのツアーはいずれもこの旭山動物園を訪問先に挙げています。どんなものか?本当に楽しみでした。 団体入場門の東門前には既に多数の観光バスが駐車していました。入場して最初に感じたことは、その規模の小ささです。あれ!!こんなものか?が本当の第一印象です。規模から言えばこの動物園は旭川市市営ですよね。団体入場料は480円、中学生以下は無料です。 でも、それぞれの動物館を訪ねるにしたがって、この動物園の魅力がじょじょに感じられてきました。動物達との目線の同一化。我々が動物達を見物するのではなく、動物達が我々を見物している、または獲物として眺めている。こんな感じを持つと心から楽しさがこみ上げて来て、何時間眺めていても、飽きることがないのです。でも、このツアーの動物園観覧時間は120分。この時間は、ア、というまに過ぎてしまいました。 以下は、動物達のアップ写真です。 1) アザラシ館 1 水槽内の円筒状の昇降部分にアザラシ君が来てくれるのをひたすら待っているのです。 2) アザラシ館 2 3) ほっきょく熊館の白熊くん 他の2頭は昼寝中。彼だけが挨拶してくれました。 4) もうじゅう館1 虎くん。顔のアップを偶然に。 5) もうじゅう館2 ひぐまくん。猛獣の眼には見えないけれど? 6) チンパンジーの森 ガラス檻の向こうの棚に餌をおいてあるからか?子供達と急接近。 7) オランウータン館 大樹の上から、人間達を見下ろしています。彼の暇つぶしのひとつか? |
美瑛・富良野へ 動物園にもう少しといった感慨をもちながら、バス内で、昼食の弁当を楽しみました。車は美瑛・富良野へ向かいました。途中の田圃は稲の穂先が黄ばみ始め、刈り入れ時期の到来をを感じさせています。その稲の稈長(かんちょう)が大変短いことを確認しました。北海道の作付け品種は”きらら397”と”ほしのゆめ”で80%を占めています。この地区の気象上の特徴から作付けの稲の品種が選ばれます。出穂が早く、耐冷、いもち病に強いさらに味は出来るだけ良いものにといった観点から、品種が選ばれています。また、農業試験場では更に良い品種の開発が試みられています。随分前に購入し最近になって読んだ内田康夫氏の”悪魔の種子”の影響です。 以下は、美瑛・富良野の写真集です。美瑛にはCFに使われたいくつかの樹木(マイルドセブンの丘・セブスターの木・ケンとメリーの木)があります。 1) 美瑛、新栄の丘から 1 2) 美瑛、新栄の丘から 2 3) 美瑛、新栄の丘から 3 4) ファーム富田 1 温室内ラベンダー (ラベンダーは7月が身頃のようです。) 5) ファーム富田 2 (白とラベンダー色のツートン) 6) ファーム富田 3 以下は美瑛、パッチワークの丘です。 この日のお泊りは札幌市を通り過ぎて、定山渓温泉です。 |
2007年9月13日 札幌の奥座敷といわれる定山渓温泉ですが、そのとおり、整備された道路を車で30分で谷あいの川の両側にホテルの林立した温泉地に着くことが出来ます。我々の宿泊は”定山渓観光ホテル・山渓苑”で、こういったツアーには珍しくお部屋食でした。朝はやはり散策ですが、川沿いの公園などの散策としました。この地は”かっぱ”をシンボルとしているため、あちこちでその像にお目にかかることが出来ました。 |
小樽市内 定山渓から小樽までも快適な道をドライブ。途中の渓谷美、定山渓ダム湖の景観を眺めているうちに小樽へ到着しました。新千歳からのフライトは13時15分ですので、この小樽は約2時間の散策です。 前回小樽へ旅行したのは、何時だったのかな?確か、アメリカの”空母インデペンデンス”が寄港しており、その灰色の巨大な姿に慄然としたことを記憶しています。(小樽港には、空母「インディペンデンス」が、1997(平成9)年9月5日から9日まで、民間港としては初の寄港を果たしている。)今回は”ツール・ド・北海道”の一隊に遭遇しました。 まずは”小樽運河”を”小樽オルゴール館”でお孫様へのお土産、その他のお土産をもとめているうちに2時間はすぐに過ぎていました。空港では鴨だしラーメンを楽しみ、羽田空港経由で、伊丹空港までほぼ時間どうりに帰ることができました。 |