龍田路万葉紀行

 

(わた)の底 沖つ白波 立田山 いつか越えなむ 妹があたり見 (1・83 長田王)

龍田山 見つつ越え来し 桜花 散りてかすぎなむ 我が帰るとに   (20・4395 家持)

秋されば 雁飛び越ゆる 龍田山 立ちても居ても 君をしぞ思ふ(10・2294)