神戸の一日
アジサイ・港・ハーブ園を楽しみました。
背景は「布引ハーブ園からの神戸・神戸港の眺めです。


 6月26日、読売旅行、「六甲山のあじさいと空つと海、味覚も満喫神戸の休日」に参加するため、ジジ連4人は、住道の集合場所に集まりました。幹事のSさんは寝屋川からの乗車です。バスは1号車、2号車の2台の編成となっています。8時20分過ぎにまず、「「神戸市立森林植物園」へ向かいます。9時半頃には、植物園に到着。この時期は「アジサイ」です。「あじさい園」に向かいます。
 ガイドマップのこの園についての説明です。
「六甲山の山なみと自然を背景に、端正な樹形をした針葉樹を林として栽培し、四季を彩る落葉樹や花木をそえる」という構想のもとに、昭和15(1940)年に創設された総面積142.5ヘクタールの樹林をみせる植物園です。六甲山地の西部に位置し、六甲山をはじめ日本の代表的な樹木や世界各地の樹木を、原産地別に植栽しています。・・・   ということです。
 森林展示館前には「夏椿(なつつばき)」(「さらの木」「しゃらの木」と呼ばれる日本における「沙羅双樹」)の花が咲き始めていました
 写真の中に、バックが黒くなった1枚がありました。アップ撮影でのもので、3枚の花びらが特徴ですが、品種は明確ではありません。
 
「やさしいえんげい」には以下の「あじさい」についての説明があります。
アジア、北アメリカに約40種類が分布する低木で、日本には約10数種があります。アジサイの花は両性花(完全花)と装飾花(不完全花、中性花)の2種で構成されています。両性花は生殖能力のあるいわば花の本体で、雄しべと雌しべを持ちますが、開花してもあまり目立ちません。装飾花は大きな花びら(じつは萼)をもっていますが雄しべや雌しべが退化しており、実を結ぶことはありません。アジサイの花を見て多くの人が「外見上の花」と認識している部分はたいがいが装飾花だと思います。
 土の酸度がひとつの要因となって(装飾花の)花色が変化し、アルカル性で赤っぽく、酸性で青っぽくなるとされます。その性質を利用して西洋アジサイは酸度調整によって花色を変化させた鉢花が出回ります。しかし、種によって変化には強弱があり、例えばヤマアジサイは酸度によって影響される変化は弱く、一概にすべてのアジサイに当てはまる性質とは言えません。
由来として アジサイの名前は藍色の花が集まるという意味の「あづさあい(集真藍)」が変化したものと言われています
「ヒメアジサイ」 園内はこの花のオンパレードです。幾つかのシーンを写真に収めました。色とりどりの蹴鞠の玉を連想します。  T       U       V
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「ガクアジサイ」 
 
日本に分布、漢字で書くと「額紫陽花」で両性花の周りに咲く装飾花を額縁に見立てたのものです。アジサイの仲間の花姿は本種が基本タイプとなります。
「アナベル」 北アメリカに分布、園芸品種の’アナベル’〔cv. annabelle〕は球状に固まったボリュームのある白花を咲かせます。
 アップでの撮影。   T       U
「シチダンカ」 まぼろしの花と呼ばれた七段花。幕末にシーボルトが発見したとして、本国に紹介した花のようです。  アップでの撮影です。

「エゾアジサイ」 ウィキペディアによると
 高さは1mから2mくらいになる。に葉柄があり、茎に対生し、葉の形は楕円形、縁は鋸歯状。花期は6月から8月で、青色、青淡色の小さな両性花のまわりに花弁4枚の装飾花をつける。ヤマアジサイより全体が大きい
「ウズアジサイ」 「おたふくあじさい」との別名があるようで、厚めの花びらが丸まっている姿がその名前の由来か?
「ベニガク」 ガクアジサイの品種の一つ。花の色が紅色のあじさいという意味。 
「コアマチャ」(小甘茶) ヤマアジサイの変種。甘茶には各地の名称が付いた、いろいろの種類があるようです。  
「クロヒメ」?  ガクヤマアジサイ。


 入園時は雨が上がったばかりで、五月雨の時期のアジサイの風情を十分に楽しむことが出来、大変満足しました。10時40分植物園を出発。昼食会場の「神戸ポートホテル」へ向かいます。


 「神戸ポートホテル」でのランチバイキングは平常価格1、300円で一般に提供しているものですので、特別にこれといったメニューは無いのですが、全般的に良心的な組み立て、味もそこそこといったものでした。ベストは食事時間が1時間半ほどあり、野菜サラダ、デザートのケーキなどをお代わりをすることが出来、コーヒーもゆっくりと楽しめました。


 神戸港遊覧は、13時15分出港の帆船をかたどった「オーシャンプリンセス号」で、子供の頃に帰った大変気分の良いものです。ただ、お天気は急に雲が広がりはじめ、雨模様となってきています。
 まず、一時下火となっていると言われていましたが、近年勢いを吹き返しつつある「造船日本」を引っ張る企業の「川崎重工業」・「三菱重工業」の神戸造船所が見えてきます。修理点検中の深海調査研究船「かいれい」。ウィキペディアによると、「かいれい」は、
無人探査機「かいこう」を搭載する支援母船であるほか、4000m級深海曳航調査システム「ディープ・トウ」を搭載する。また、音響により海底下十数kmまでの地殻構造を解析する「マルチチャンネル反射法探査システム」や各種ラボを備える。  建造中の、3万トンを越える巨大貨物船の喫水からの高さと巨大さから来る圧迫感。   港に係留されている黒い自衛隊の「潜水艦」。    浮きドックで修理点検中の「潜水艦」の全貌。(船尾のフィンの姿から、2隻ともに、2950トン「そうりゅう」型と思われます。念のため海上自衛隊ホームページからダウンロードした501「そうりゅう」の船型)    帰港しようとしている「ルミナス神戸 2 」の姿 (何年か前に亡き友をまじえてクルージングを楽しんだことが思い出されます。)    などを見学している間に、雨が烈しくなり、「神戸空港」などはぼやけてきています。14時丁度、船は元の埠頭に帰還。丁寧な解説など、大変興味深い45分間の港見学でした。   


 14時半には、「神戸布引ロープウェイ ハーブ園山麓駅」へ到着。新型のロープウェイで、全長1460M、標高400Mの山頂駅へ約10分間の快適な空中散歩。ジジ全員子供のこころもち。 丸みを帯びた赤い新型ゴンロラは大変良い乗り心地。スタッフの対応も親切で、さらに気分上々です。ゴンドラ後方には神戸の町並みと神戸港が望まれ、眼下には「布引の滝」が見えてきます。頂上には「香りの資料館」などがあり、香水の歴史などを展示しています。展望レストハウスでソフトクリームを買い、舐めている間に、雨がやんできて、展望台から神戸が一望されるようになりました。   ワイド画面。  ハーブ園を「風の丘中間駅」まで下ります。山麓駅での集合時間が15時40分と決まっている私達は少し急ぎありの下山でしたが、時間が十分に有る方々はそれぞれ、ハーブはもちろんですが、各種の花々を楽しんでいます。 雨模様であり、短時間で残念でした。再度ゆっくりと訪問したい「神戸布引ハーブ園」であったことは確かです。


 このようなバスツアーではあたりまえの、お土産屋さん、こんかいは佃煮屋さんでした。嵩張らず、日持ちするものでもあり、お勧めに従って、何点かの佃煮を購入。帰りのバスは渋滞も無く快調に集合地点へ。一週間前の19日日曜日で、高速道路の一日1000円はお終い。この日の交通状態はその影響?でガラガラ。集合場所・住道のカラオケ屋さんで、2時間のビールの見放題を選択。ジジ連の絆を深める一日となりました。安くて楽しい旅を企画してくれた読売旅行さん、自称新人実はちょうちょうベテランで楽しい添乗員さん、同行の皆さん、ジジ連のS幹事とお仲間に、感謝!!!感謝!!!!!です。


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