志摩賢島・鳥羽水族館・伊勢神宮(美術館・徴古館)へ
浜島温泉・「ニュー浜島・花の館椿」での特別料理を堪能しました
鳥羽水族館では魚達が万華鏡の様に

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2012年9月5日
 既に買い求めていた「近鉄を利用し、伊勢志摩をまわるためのスーパーパスポート まわりゃんせ」を持って、嫁さんと志摩・賢島、鳥羽、伊勢神宮への旅に出ました。
 8月始めの新聞広告を見て応募し、ゲットした「伊勢志摩国立公園・浜島温泉 湯元館 ニュー浜島」さんの特別料理を付き宿泊優待券(特別料理付き一泊二食31、500円を20、000円に。)を利用して志摩地区の美味しい海の幸を味わいたいと思ったからです。パッケージツアー以外の楽しみをも味わう為に、「まわりゃんせ」も購入しました。
 11時に家を出ます。西大寺駅で昼食。駅構内の奈良の地酒蔵元が経営するお店で、お昼の定食を、お店お薦めの冷酒でいただき、12時22分発の京都発橿原神宮行きの特急へ乗ります。大和西大寺で難波からくる賢島行きの特急に乗り換え、賢島駅には14時39分に到着します。15時30分出港の「賢島エスパーニャクルーズ」のチェック(まわりゃんせ)を済ませ、「志摩マリンランド」の見学に行きます
 建物前のプールでは、ペンギン達がのびのびと遊んでいます。 中は当然のように大きな水槽があり、色とりどりの魚が泳いでいます。 この水族館のウリの一つ、「マンボウ」が優雅に。また、骨が透けて見える奇妙な魚に驚かされます。 グラスキャットフィッシュという名称で、ナマズ類との説明があります。
 15時30分の出港に間に合うように、クルーズ乗り場に急ぎます。
 15時20分過ぎにクルーズ船の発着所へ着きます。下船の方々が降りられてくる「エスペランサ」を正面から撮ってみます。舳先にはフィギア・ヘッド女神像(人魚像)が付けられています。  乗船して船首部分を確認します。  船尾はアーチ型の窓をつくった部屋があり、   その壁に「エスペランサ」の詳細が掲げられています。    エスペランサの航路予定図です。(まわりゃんせのページから)    15時30分、出港です。船内のカフェでビールを1杯だけ飲み、直ぐに、上甲板へ上がり、船首に取り付きます。出港とともに海風が身体全体を洗ってくれます。海上はほとんど波はなく、その海面を静かに船が切り裂いていきます。船のエンジン音は微かしか聞こえません。無人の境地に感動すら覚えます。


15時33分

15時34分

15時35分

15時37分

15時37分

15時39分

15時42分

15時43分

15時46分

15時47分

15時49分

15時50分

 15時54分には左海岸線に「ミキモト真珠養殖所」が見えてきます。   15時58分前方に一帯の展望が見事との説明がある山々が見えてきます。    16時丁度、アコヤ貝への真珠の種付けの実演をしてくれる「山口真珠」さんへ着きます。    種付け作業の終わった真珠貝の口内を撮ってみます。      エスペランサ号の横顔は
 もちろん時間どうりに帰着し、14時45分のお宿からのお迎えのバスに乗車。20分ほどで、湯元館ニュー浜島さんへ到着しました。
 「伊勢志摩国立公園/浜島温泉 湯元館 ニュー浜島 別館 花の館 椿」での宿泊です。
 海岸沿いとは道をはさんだ位置にあり、新しさを感じさせます。本館ニュー浜島とは6階の連絡通路とで結ばれています。展望風呂・第二源泉「美人の湯」はその6階にあり、露天風呂・第一源泉「治療の湯」は一階です。連絡通路の突き当たり「花の館」への入口です。そこからお部屋まで「花の館」の名に恥じない花々が清楚に飾られています。1)     2)     我々のお部屋は5階。お部屋からの景観の案内があります。   早速部屋からの景観を写真に撮ります。17時23分の御座岬とその灯台です。     17時24分の紀伊半島方面です。    嫁さんと各々温泉を楽しみます。しっとりとしたヌメリ感の強い「美人の湯」。さらりとした感の露天風呂「療養の湯」の各々を楽しみます。    18時20分 御座岬灯台の光が明らかになり始めます。     お部屋にはお料理が準備されています。。    今日の「大満足コース おしながき」です。   お料理全体。   特別料理6品は各々3品のセレクトとなっていますが、夫婦二人ですので6品を一品づつ頂くこととしています。  「伊勢エビ姿造り」ぷりぷり感が楽しめました。      「伊勢えびウニソース焼き」(焼きたてを出してくれる為、この場には準備されていません。 「あわび陶板焼」写真のあわびは身をくねらせお皿の外へ出そうないきおいです。噛み締めると弾力ある歯ごたえとその味が堪りません。     「あわびフカヒレ餡かけ」あわびの味か深まります。       「松阪牛鉄板焼」      「三重県産高級黒毛和牛すき焼き」     外の「黒鯛の煮付け」、「雲丹釜飯」なども十分に美味しく、「大満足」の満足感を味合わせていただきました。
 食後は「ビン玉ロード」を散策。  ビン玉は漁業網を海面からつるすためのもので、ビンの中にLED照明を付けているようです。地面からの照明は蛸壺を利用しています。  
 その後は、お客さんが私一人のスナック「クルーズ」で、同年齢の男の子を持つ地場の女性と、ご亭主のこと、息子さんのことなどの雑談を交わしながら、いつもの歌を9曲も歌ってしまいました。
 翌朝、朝の温泉を楽しんだ後、6時には朝の「ビン玉ロード」を散策します。     夜は全容を観ることが出来なかった「ビン玉ロード」を確認します。     夜は行き着けなかった「絆の塔」まで足を延ばしました
 朝食を美味しくいただき、9時の出発までの時間を旅館の朝市をひやかし、例によって娘、息子の所へのお土産などを求めました。          



クリック後は鳥羽・伊勢地区の地図となります。
 賢島駅から名古屋行き近鉄特急で鳥羽へ。鳥羽へは10時10分に着き、早速「鳥羽水族館」へ向います。鳥羽湾めぐり観光船の船着場を左に、  ミキモト真珠島入口を過ぎると、   「鳥羽水族館」へ着きます。  ジュゴンが迎えてくれます。 (実際には、ジュゴンではなく同じ海牛類の仲間のアフリカマナティのようです。)    「まわりゃんせ」を提示し、チェックを受けるだけの入場です。10時半からの「アシカショー」を観ることとします。以下の写真群の外に、沢山の紹介しておきたいものがあります。 1)万華鏡のような色とりどりの魚達が。   2)ナイフのように鋭いイカの姿。      3)優雅に泳ぐ、色彩豊かな魚達 A)    B)     C)       4)古代魚のような古い姿を保っているアリゲーター・ガー       5)アジアアロワナ ( アロワナのような淡水魚が現在の各大陸に生存しているということは、過って全ての大陸が陸続きであった証の一つといわれています。)  

10時半、アシカショーの開始です。

10時34分、遠くからの輪を受けます。

10時37分、飼育員さんとコントを。

10時41分、キューピーとポーズを。

11時、海の巨大な哺乳類マナティ。

11時

11時32分

11時34分、前の手で、匍匐前進します。

11時44分、ラッコが遊んでいます。

11時48分、貝の擬態での遊戯。

11時48分、白いプラスチックを手に持ち。

 11時49分

イロワケイルカ愛称パンダイルカ

11時50分

11時52分

11時53分

クラゲは水槽内をふわふわと。

11時56分

11時56分

11時56分

クリオネは貝殻を持たない巻き貝の仲間

12時00分

12時00分

12時00分
 今回「鳥羽水族館」を訪れてのもっとも癒しを感じさせてもらったものは、以下の写真で紹介する「若いスナメリ君」の存在です。手を挙げてサインを送っていると、目の前で立ち泳ぎをしてくれ、眼を合わせ、会話をしてくれるのです。右に頭を傾けると、同じように彼は左に傾けてくれるのです。時間を置いて再度の訪問の際も同じ態度を示してくれました。

11時11分

11時11分

11時11分

11時12分

11時12分

11時12分

11時13分

11時13分

12時9分

12時9分

12時10分

12時10分


 「スナメリ君」に別れの挨拶をし、水族館を後にします。近鉄鳥羽駅には、12時25分に到着。またまた、近鉄特急に乗り、宇治山田駅で下車します。折角のツアー旅行でない今回は、伊勢神宮外宮、内宮以外の神宮施設に行きたいものと考えていました。そこで、「神宮美術館」、「神宮徴古館(ちょうこかん)」を目指すこととしました。宇治山田駅からタクシーで「神宮美術館」を目指します。10分ほでで到着して分かったことは、「神宮美術館と「神宮徴古館」とは同じ地域内にあるということでした。
 神宮美術館  ホームページに依るとこの美術館は平成5年(1993)の第61回式年遷宮を記念して創設されました。文化勲章受章者・文化功労者などから献納された絵画・書・彫刻・工芸などを収蔵、展示されています。興味深い作品を鑑賞させていただきました。
 神宮徴古館  重厚な洋式建築の建物です。昭和28年(1953)、第59回の式年遷宮を記念して復旧されました。伊勢神宮に関わる多くの資料が展示され、興味深く閲覧させていただきました。その品数が多く、また、多岐にわたったものでした。
 約1時間、展示品の鑑賞で、すっかり疲れが出てしまいました。外宮へは次回ということで、内宮をお詣りして、戻ることとしました。16時過ぎには宇治山田駅から京都行きの特急があることを確かめてありましたので、内宮からはタクシーを飛ばし、無事この電車に乗ることが出来、18時半には帰宅することが出来ました。
 賢島でのクルーズ、鳥羽水族館での「スナメリ君」との戯れなど収穫の多い旅となりました。「花の館」での特別料理は言うまでもありません。


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