伊豆半島の旅
沼津御用邸記念公園を見学・今井浜温泉東急リゾート宿泊
下田港を俯瞰・堂ヶ島洞窟めぐり・駿河湾フェリーで清水港へ
堂ヶ島・天窓洞



クリックすると拡大します。堂ヶ島の地図を使っています。

クリックすると拡大します。沼津御用邸記念公園の地図を使っています。
2012年7月10日
 奇しくも昨年7月10日、11日と「宮島・錦帯橋・萩・青海島・秋芳洞の旅」(阪急トラピッピックスさん)への旅を楽しんでいました。今年は、クラブツーリズムさんで「トイレ付きバスで行く!渚キラめく伊豆半島大人のリゾート旅」への出発です。日にち設定は仕組んだわけではありません。諸般の都合で、偶然にも同じ日になってしまったのですが。昨年の西国は絶好のお天気でした、さて、今年はどうなるのでしょうか?今日は大丈夫なのですが、さて、明日は?
 同じ旅には3台のバスがお仲間です。その1号車が嫁さんと乗車する車です。幸運にもその1号車は「化粧室&トイレ付き新車クラブツーリズムバス」、33名のお仲間とのバスの旅となります。念の為、化粧室を撮影します
 8時15分、梅田駐車場を出発、東名高速を東へ、そして、草津JCTからは、「新名神高速道路」へ入ります。新名神は初めての道です。山の上を走るような錯覚を覚えるほどの高所を走っていきます。古いカーナビの印しが道路でない空中を彷徨っている感覚といって良いでしょう。9時40分、土山SAで、初めての休憩。中は新しいお店が多く、今後は大変楽しみなSAとなっています。
 亀山JCTで、「東名阪自動車道」、四日市JCTで「伊勢湾岸自動車道」に、右手に「長島スパーランド」が、さらに、名古屋港に停泊する船、ガントリークレーンが見えています
 11時40分、「浜名湖SA」に到着。「うなぎ弁当」の昼食です。好天の中の浜名湖の景観は、やはり、侮れません。1) 奥浜名湖の風景      2) 舘山寺方面        3) 花壇が綺麗に整備されています。       4) ここは「東経137°37′北緯34°47′です。     気温が上がっている外を避け、車内で「うなぎ弁当」を美味しくいただきます。ウナギが苦手な嫁さんは前日にお願いしてあった「幕の内弁当」を食しています。
 13時15分、日本坂PA近辺で、富士山が見えてきます。      13時25分、清水港辺りからは海越しの富士山が。       更に、13時30分、富士山が近づいてきています。       「富士川SA]に入ります。車窓からの富士山ではありません。若干雲が懸かっていますが贅沢は言えません
 
 14時30分、沼津市の「沼津御用邸記念公園」前に到着します。     門前には富士山を模った花壇があり、私達を迎えてくれています。
 記念公園内の写真集です。 5) 「旧沼津御用邸時代の保養所・別荘など」       6) 案内図        7) 松林        8) 海岸からの景観案内図         9) 伊豆半島大洲崎方面         10) 牛臥山方面      11) 西付属邸       12) 紫陽花 A      B       C       13)ハマユウ(浜木綿・ヒガンバナ科の多年草)       14) 「根上がり黒松」       15) 管理事務所内には皇室関連のお土産    過っての御用邸の佇まい        皇室の系譜      なども掲示されています。

 沼津からは「狩野川」に沿って、山深い道を南に下ります。途中、その道の険しさを証明するかのような「ループ橋」を下ります。 A)     B)     天城峠を経て、河津町で、海岸に出ます。ホッとする思いです。16時50分、お宿の「今井浜温泉・今井浜東急リゾート」へ着きます

 お部屋は7階。オーシャンビューの部屋からは相模灘の海、砂浜を目の当りに望むことが出来ます。 16) 左手      17) 右手      18) プールの透明な青色が眼に入ってきます。     
 折角のお天気です。海岸の散策に出ます。   清潔感が溢れるホテルの裏庭を通り、     砂浜を歩きます。      打ち寄せる波に小児の心が甦るようです。      周囲に緑の芝生が敷き詰められた道を歩き、ホテル1階ロビーに入ります。      ここのソファーで一休み     見事な色の胡蝶蘭の鉢が置かれています。      全体に大変良い雰囲気が漂っています。     食事の前にはもちろん、温泉に浸かります。
 18時30分からは、「伊豆地魚会席」を食します。隠れた蓋の中はもちろん「金目鯛」の煮付けです。お料理をゆっくりと楽しみながら、ビールと焼酎を味わうことが出来ました。        



2日目は「今井浜」から「下田」、「城ヶ島」そして「土肥港」からの
フェリーの旅です。
2012年7月11日
 3時半過ぎに眼が覚めました。ドドーン・ドドーンという音が聞こえてきています。眠っていり間に天候が悪化し、強風が吹き荒れる空模様になってしまったのか?という疑問のもとに、カーテンを少しだけ開けてみます。薄明るい空には雲の陰はありません。寄せては返す波の音が響いてきているのです。

 ホテルのベランダから夜明け前の景色を撮影します。 4:01 岬の上方が仄かに明らんできています。     4:25 日の出を思わせる明るさに。      4:26 右手の海岸は静寂でも空の雲は曙色に染まり始めています。      5:05 太陽が岬の上に昇り始めています。    5:06 直接太陽にはレンズを向けられません。     5:40 すっかり明るくなった海を楽しみます A)      B)       C)      6時過ぎに海岸へ朝の散策にでます。       朝食が始まるまでの時間を椅子に腰掛けて海を眺めて過ごします。 朝食バイキングは味、品数ともに十分なもので、小壱時間かけてゆっくりと堪能しました。
 8時50分、ホテルを出発、「伊豆急行電鉄」に乗車するため、「片瀬白田」へ向います。バスは海岸線を走り、これから乗るであろう線路を見おろしながら走ります。    視線の先にはこれから訪れる下田方面も望まれます。 

 伊豆急片瀬白田駅で電車を待ちます。     電車は海岸側の眺望の為の設備をしている車両もあります。     車窓から伊豆大島を     遠くに利島(としま)     さらに新島と思われる島も       海岸線を走るほかは全てトンネルの中を走ります。15分ほどの電車の旅を終え、9時45分、伊豆急河津駅で下車、バスに乗り換えます。下田の市街地を走り、10時10分伊豆急行下田駅、下田ロープウェイ駅に到着です。

 寝姿山へのロープウェイに乗車します。    ロープウェイからの景色を撮ります。 A)      B)       C)       寝姿山山上駅からの伊豆七島と下田港の案内板と       ここからの下田港俯瞰      そしてパノラマでも       寝姿山上の案内図       寝姿山展望台       展望台からの景観A)         B)          黒船展望台から       朱塗りの愛染堂      その解説板     幕末見張所の解説板と        下田港に向っている大砲(チョット小ぶりですが)        戦国時代で言えば大筒(これもやや短め)と港の景観       この時期の花はやはり紫陽花です。「寝姿ブルー」の名称のついた花が

 下田を出発、松崎を経由して「堂ヶ島」へ向います。12時丁度に、堂ヶ島に着きます。添乗員さんからの連絡が的確で、すぐに「洞窟めぐり」の船に乗船します。   出港です。    出港して直ぐに、露天風呂のある岩壁、巨大な巌が船の左手に見えてきます。   その裏手は多数の洞窟が波に掘り込まれた状態になっています。      岩壁の海岸沿いを離れて北上すると、「三四郎島」(象島・中ノ島・高島・沖ノ瀬島の総称で、見るところによっては3島にも4島にも見えることから名づけられているようで、堂ヶ島という名称の島は無いとの説明があります。)が見えてきます。   その名が示す象島の尻の部分から小さい岩が連なっているのが微かに見えています。      干潮になると岸から島が瀬でつながる「トンボロ現象」が見受けられます。その大きなものが、「小豆島へジジ連の旅」で訪れた時に歩いた「エンジェルロード」です。     船は岸壁の間をギリギリに抜けます。    そして、お目当ての天然記念物「天窓洞(てんそうどう)」のある巌に近づきます。     船は慎重に進入していきます。 A)     B) 天井の穴から差し込む光でエメラルドグリーンに輝く部分が見えてきます。      C)輝きが大きくなります。      船は洞窟の奥で回転します。洞窟の奥から眺めます。D)      E)      天井部分の大きな窓に3号車の添乗員さんとお仲間が手を振っています。     入った洞門部分に戻ります、外にカモメが飛んでいます。       この岩壁を抜けると船着場に帰ります。20分程の短い時間でしたが、感動は大きく十分に満足させていただきました。
 昼食は「加山雄三ミュージアム」のある建物内のレストランです。  小さくても味は十分な金目鯛の煮付けとエビの塩焼きなど、生ビールを飲みながら満腹させられました。          食後は、ミュージアムを冷やかし、加山雄三関連のお土産をジジ連仲間のために買い求め、娘夫婦、息子夫婦のためのお土産は一般のお土産売り場で手当てしました
 13時45分、堂ヶ島を出発し、「駿河湾フェリー」発着する土肥港へ向います。

 14時15分、土肥港に着きます。  しばらく待っていると、沖に船の陰が見え出します      14時25分、岸壁に巨大なフェリー(富士)が近づきます。      14時35分、清水港に向けて出港です。     土肥の町並みが離れて行きます。       空は明るいのですが、残念ながら富士山の方向は厚い雲に蔽われています。右手の「大瀬崎」も霞んでいます。一時でもお山の姿が見えてくれないものかと上甲板でねばります。    船内に晴れていればかくやの風景が画がかかげられています。日付まで。      伊豆半島は彼方に遠ざかり        15時35分、清水港に入港していきます
 
 帰路のバスは、清水ICから「東名自動車道」を東京に向かい少し走ります。   清水JCTから「新東名自動車道」へ向うため一時「中部縦断自動車道」を走り、新清水JTCから新東名を大阪に向けて走り始めます。新東名道路は新しいだけに快適なドライブとなります。少し、雨も落ち始めました。「浜松SA]に寄ります。建物の屋根に鍵盤の模様が描かれています。    「浜松SA」は新品の履物のように快適です。    「三ケ日JTC]で新東名から旧東名へ道を戻し、一路関西を目指します。「新名神」ではやはり「土山SA]に寄り、21時前には梅田に到着、解散となりました。バスに乗る時間が長く、距離も大変長い旅でしたが、良き旅の一つとなりました。
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